夏休みに入って
初めての
登校日です。
とはいっても野外
学習、近くのキャンプ場での
一泊研修です。
4年生から6年生までの
生徒全員参加なのでけっこうな人数になりました。
モモ
達のように
海岸近くに
住んでいる子
達にしてみると少し遠い
遊び場なので、よそへ行った
感じがしません。
でも
友達や
上級生とのお
泊りはやはり
新鮮な
体験になります。
まずキャンプ場の方からお
借りしたテントを
全員で
張ります。
そのあとはみんなで作る夕
ご飯、メニューは
定番のカレーとやきそばです。
どちらか一つに
決めてグループごとに作ります、モモとカズは同じグループでカレー。
タッチは
他のグループでやきそばを作ります。
テコは6年生で先生と
一緒に明日の朝
全員が食べるおにぎりと
豚汁を作ります。
こんな時は
決まって
違うグループのできばえが気になります。
みんなが少しずつ
味見してとっかえて食べる、これも楽しみのひとつです。
キャンプファイヤーは
自然の
闇を
背にして
友情が強く
結ばれる
不思議な
儀式のように
感じます。
歌を歌ったり、フォークダンスを
踊ったり、みんな心を
開いて語り合いました。
静かになってテントの中に入ると、
急に家が
恋しくなり
泣き出す子もいたりして、
誰かが「家がすぐそこだから今から帰るか?」と
冗談を言ってからかいます。
ぐっすり
眠る子、なかなか
眠れずに
起きてる子、朝方まで
起きていて
起床時間ぎりぎりまで
寝てる子、いろいろ。
それでも
全員、
朝焼けを見ながら
気持ちのいい朝を
迎えました。
夏休みの野外
研修は
普段と
違って
次の日からも休みなので
開放感がたっぷりなのです。
なぜかみんなは、少し
成長した自分を
発見して帰ってくるのでした。